昨日の午後は文学の授業を終えて、少しばかりの解放感に囚われました。

takuzemi2014-07-04

 昨日の午後は文学の授業を終えて、少しばかりの解放感に囚われました。先日うっかりして休館日に出掛けてしまった埼玉県立近代美術館の「MOMASコレクション」展を観たいと思ったのです。チケットを買って会場に入りました。ジョルジュ・ルオーの「横向きのピエロ」は深い宗教性と精神性が感じられました。クロード・モネの「ルーアンの眺め」は広大な空間が広がっていて解放感が感じられました。クロード・モネの「ジベルニーの積みわら、夕陽」は暖かな日差しを浴びた積みわらが夕景の中で佇んでいる光景でした。解放感を感じたものです。オーギュスト・ルノワールの「三人の浴女」は豊満な三人の女体を描いたもので、ルノワールの女性美の描き方に素晴らしさにいつも感心させられます。「MOMASコレクション」展を出て「埼玉独立展」も観てみました。作鶴昭子さんの「杜の精」と「park.salome」が面白かったですね。
 3月31日から月曜日と木曜日に休肝日を設定して、我ながら律義に守り続けています。今月で14週が経過したところです。一種の癖のようなもので、慣れてしまえば殆ど苦痛を感じることも有りません。
 昨夜は家人と二人でBS日テレの木曜スペシャル「探訪! 京都巡礼団」を見ました。スペシャルゲストは荒俣宏さんと佐野史郎さんで結界や呪い、異界と言ったおどろおどろしいテーマを分かりやすく解説していました。怖いもの見たさとでも言うのでしょうか。ついつい二人して画面に釘付けになってしまったものでした。夜の9時からは地上デジタルに戻って、いつも定番で見ているテレビ東京の「和風総本家」を見ました。雪平鍋や仏壇や古ミシンを腕の立つ職人さんたちが丁寧に修理していきます。職人さんたちの腕前に日本の良き伝統が続いていることを誇りに思ったことでした。