マリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(世界思想社)を輪読しました。

 朝はコンピュータのデスクトップに散乱している漱石関連のファイルを取りまとめました。ワードに載せてプリントアウトしてみたら81ページにもなってしまいました。私の文学講義のハンドアウトを利用した批評家たちからの引用の部分も多いので、自分の言葉で語っている部分を重点的に切り抜けば大丈夫だろうと考えていることろです。この印刷原稿はこんなキーワードも有ると学生諸君に提示して、多少のヒントになれば幸いだと思っているところです。
 今日は相棒のFさんとの「ランボー読書会」はお休みです。仕方が無いので森見登美彦さんの『京都ぐるぐる案内』(新潮社)を読んで時間を潰しました。私の母校である京都大学、行き付けの喫茶店だった進々堂、予備校の近くに有った真如堂などが出てきます。懐かしい時間を過ごしたものでした。
 武蔵浦和発14時22分の南船橋行きに乗って移動を開始しました。4年ゼミ生のT君と出食わしました。どうやら就職活動中で今日は面接を受けて来たらしいのです。「就活を頑張れよ」と声を掛けて別れました。3年ゼミ生のT君と出食わしました。どうやら就職活動中で今日は面接を受けて来たのらしいのです。「就活を頑張れよ」と声を掛けて別れました。
 5限の3年生のゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(世界思想社)を輪読しました。117ページの「エクリチュールの素朴さ、それとも技巧?」から読み始めめました。指標には物語の提示方法に三つの種類が有ると説明されていました。語り、描写、話法の三つです。二つ目の指標には言語の使用域が説明されてあり、日常表現と改たまった表現、くだけた表現に三分割されていました。ギュスターヴ・モローの絵画を観て授業を終えました。