私の顔も年を重ねるごとに父に似てきたような気がします。

takuzemi2014-07-17

 昨日は学科会議と教授会が有りました。教授会ではリクルートのお二人が大学を活性化するためのプレゼンテーションを演じてくれ、そのプレゼンが1時間半ほども続きました。会議は合計で7時間半ほども続いたでしょうか。帰路に着くと私の前をネイティブのL先生とG先生が連れ立って楽しそうにお喋りしながら歩いていました。武者小路実篤の「仲良きことは美しきかな」という言葉を思い出したものでした。
 朝は別所沼公園まで散歩に出掛けました。茂みの中に昼顔が幾つか見えたので息抜きができました。双子なのでしょうか。顔立ちがそっくりな二人の中年女性がランニングをしているのを見掛けました。携帯電話を睨みながら前方を全く見ていない勤め人もいました。ゲンゲの群生の上を紋黄蝶が何匹も飛び交っています。強い安堵感を感じたものでした。亡くなった父が好きだった白粉花を見掛けました。私の顔も年を重ねるごとに父に似てきたような気がします。血筋は裏切らないと思ったことでした。別所沼に着くと立原道造のヒヤシンスハウスが真っ先に見えてきます。以前は瀬尾さんと言う品のよいご婦人がボランティアでハウスの番人をしていたのですが、この頃お見掛けしなくて少しばかり寂しい感じがするのです。同じマンションに住む「ノッポさん」にお会いしました。大きな望遠カメラを抱えた二人の男性が沼の写真を撮影していました。いつ出掛けても新しい発見が有るのが別所沼だと思っています。別所沼への往復は夏休みの私の新しい習慣となってくれそうです。