『思考の生理学』(ちくま文庫)を読み進めていくことになります。

 Fさんとの「ランボー読書会」の開始時間の1時間ほど前に研究室に着きました。多少は下調べができそうです。電子辞書を仏和モードにして難解な単語にアンダーラインを引き、欄外には日本語の意味を書き込んでいきます。多少とも効果が有ったのでしょうか。今日はかなりのページ数を読み上げて「ランボー読書会」を終えることができました。
 学生食堂の2階に昼食を取りに出掛けました。選んだメニューはドリアです。フライド・ポテトが数片付いていますが血糖値を上げるほどの量ではありません。本体は肉の固まりなので安心して食べることが出来ます。教員懇談室でテレビを見ながら食べたのですが、同僚の方々は一人もいないという、ちょっと寂しい昼食になってしまいました。
 5限の3年生のゼミまで長い待ち時間が有ります。海野弘さんの『魔女の世界史 女神信仰からアニメまで』(朝日新書)を読んで楽しみました。ゴスロリきゃりーぱみゅぱみゅまで出て来るのです。「魅了し、闘い、変容する女「魔女」は、日本において「少女」の表象を纏い、独自の進化を続けている。「少女」は秩序、運命に抗い、逸脱する。」とあります。昨日の文学のハンドアウトの「カオス指向」を考えたものでした。
 先週の3年生のゼミではマリーズ・ブリュモンの『『星の王子さま』を学ぶ人のために』(世界思想社)を読了してしまいました。今日からは新たに外山滋比古さんの『思考の生理学』(ちくま文庫)を読み進めていくことになります。短いエッセーが並んでいるので時間調整も上手く行くことと思っています。適当なところでゼミを切り上げて「書物5000年」シリーズの一冊「読書の歴史をたどる」を見てゼミを終えようと思っています。