目黒区美術館で「ジョージ・ネルソン」展を観賞しました。

 7時25分には別所沼まで散歩に出掛けました。エレベーターから降りるUさん御夫妻を見掛けました。私に気付くこともなく後ろ姿を見送ったことでした。別所沼から帰って演劇論のレポートを読みました。全ての採点を終え受講者名簿に評価を書き込んでおきました。
 午後は家人の手作りのラーメンを頂いて、目黒区美術館で「ジョージ・ネルソン」展を観賞しました。プロントポスターが有り「女性用トイレ」「ゴミを捨てない」「禁煙」「男性用トイレ」「ゴーグル装備」「思考」などのロゴマークが有り大いに楽しめたものです。「思考」が一番ユニークに感じられました。スケッチが4点ほど有って緻密なデッサン力に驚かされたものでした。ジョージ・ネルソンの世界は「遊び心」がキーワードと言える言えると思いました。マシュマロ・ソファは緑、橙、紫、赤、青などのポリウエタンの円形が組み合わされていて、座ってみたくなりました。残念ながら展示物には触れてはいけないと書いてあるので断念したものでした。ソファやベッドのなどが有り、いずれも座ってみたくなるので、展示物には触れてはいけないと書いてあるので断念したものでした。ソファやベッドが有り、いずれも座って寝転びたくなるので、こちらも座ったり寝転びたくなるので当惑したものでした。ジョージ・ネルソンは「モノの見せ方」を常に研究していたと言われます。いかにもアメリカ人らしいと感じられました。戦後のアメリカ社会に広まっていた使い捨て文化を、ネルソンは「クリネックス・カルチャー」と断じたそうで、強烈な批判精神の持ち主だったことが分かります。やはりジョージ・ネルソン展は「遊び心」がキーワードと言えるでしょうか。ジョージ・ネルソンの作品はそこはかとないユーモアを感じた私でした。