気が付いてみれば献花だけでなく水盤の水もたっぷりとしています。

takuzemi2014-08-13

 朝は7時15分に家を出て別所沼まで散歩に出掛けました。昨夜は涼しい夜だったのですが、残念ながら隣家で高校生が大声で騒いでいたので眠れませんでした。両親は里帰りしているらしいのですが、それを良いことに高校生の息子が仲間たちを集めて騒いでいるらしいのです。別所沼では先ずは立原道造のヒアシンスハウスを訪れました。予定されている開館日もボランティアの不足で開館されていません。残念です。埼玉県原爆死没者慰霊の碑の献花が新しくなっていました。誰かがポケットマネーで入れ換えてくれるのでしょう。奇特な人も居るものだと思いました。気が付いてみれば献花だけでなく水盤の水もたっぷりとしています。細やかな心遣いに感謝したものでした。別所沼弁財天に詣でました。自転車でやって来た先客がいて、慌ただしく賽銭を入れて立ち去っていきました。ご常連なのだろうと思いました。弁財天の狛犬を見ていて狛犬の写真を撮影する趣味がある鐸木能光さんを思い出しました。『ワードを捨ててエディタを使おう』(SCC)という著書があり汎用性が高いエディタを使い汎用性のないワードや一太郎を拒否しようという主張です。鐸木能光さんは『裸のフクシマ』(講談社)や『3・11後を生きるきみたちへ』(岩波ジュニア新書)などのルポルタージュも書いていて、現場で暮らした人にしか書けない体験談として優れた作品になっています。帰りの歩道橋の上でお爺ちゃんと孫娘が手を繋いで歩いてくるのを目撃しました。孫娘の満面の笑顔が幸せを物語っていました。朝から幸せな気分にしてくれた娘さんの笑顔に感謝しました。