入館すると最初に目に飛び込んできたのは6人の裸の女が群がっている画像でした。

 午後は13時41分の新木場行きに乗って移動を開始ししました。板橋で下車して都営三田線の新板橋に向かいました。板橋区美術館を訪問して「2014イタリア・ボローニャ国際絵本原画展」を見た時が有りました。板橋の八千代銀行の手前で足が縺れて転倒しまってしまったのでした。若いサラリーマンが心配してくれて「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれたので有り難いことだと思いました。今日の目的地は帝国劇場の9階の出光美術館だったのですが、模様替えで臨時の休館日だと知り腹立たしく思ったことでした。このまま帰るのは口惜しいので近くに有る三菱一号館美術館に立ち寄りました。一度見たことが有る「冷たい炎の画家 ヴァロットン展」を1600円を出して観てしましいました。入館すると最初に目に飛び込んできたのは6人の裸の女が群がっている画像でした。その中の一人はベッドの上に横たわっています。大きな乳房と臀部が艶かしい印象を受けました。「休息」はベッドの中で身を横たえている女性が腰まで白いシーツを纏っています。あどけない微笑みが印象的な作品でした。二番目の部屋は自画像や関係者のポートレイトが有り、いずれも生真面目そうな表情で驚かされたものでした。「ワルツ」は右下に黒いベレー帽を被った女がいる構図で、ワルツを踊っている人々が夢のような光景に感じられます。ムンク「叫び」と共通する何かが有るのかも知れません。「残照」は不思議な作品でした。ひゅよろ長い木立ちが五本有り幹には苔が生い茂っています。死後の光景かも知れないと思ったことでした。チケットに描かれた「ボール」を観て会場を後にしました。