高橋源一郎さんの『還暦からの電脳事始』(毎日新聞社)を読了しました。

takuzemi2014-08-20

 高橋源一郎さんの『還暦からの電脳事始』(毎日新聞社)を読了しました。冒頭から高橋さんが親指シフトのユーザーだと告白しています。私も親指シフトを愛用しているので親しみを感じたものでした。文教大学の教員の中にも親指シフトのユーザーは何人も居ます。昨年退職なさったT先生も親指シフトワープロー大切に使っていました。また人間科学部で教育学を担当しているO先生も伝聞ですが、親指シフトのユーザーだと言うことです。同じ機種のノートパソコンを持っている人を見掛けると何故か親しみが沸きます。以前、高校に呼ばれて模擬授業をしたことが有りました。その時は『星の王子さまを語る』と題してお喋りしたことが有りました。講師室に戻る若い男性の方がとアップルのMacBookAirを持っていたのです。名刺交換をして挨拶をしたのですが、親しみを感じたこの男性には残念ながらお目に掛かっていません。午前中はコミックを読んで怠けてしまいました。毎月5日と20日は「ビッグコミックオリジナル」の発売日なのです。定番の漫画を読んで楽しみました。また今日は新久千映さんの『ワカコ酒第3巻』(徳間書店)の発売日でも有るのです。10時10分過ぎに駅前の須原屋書店に出掛けました。まだ小包に入ったままのコミックを店員さんが鋏を使ってダンボールを開けてくれました。主人公は26歳の村崎ワカコさんです。相変わらず、お酒を飲んで喜ぶ時の「プシュー」というオノマトペは変わらないのですが、顔が少し丸くなったような気がします。それに付いては作者自身のコメントが有りました。「初期と比べてワカコの顔が丸いのは、太ったという表現ではなく、単なる絵柄の変遷です。」と有り納得したものでした。