9月9日の重陽の節句となりました。別名は菊の節句とも呼ばれるらしいですね。

takuzemi2014-09-09

 9月9日の重陽節句となりました。別名は菊の節句とも呼ばれるらしいですね。旧暦ではこの頃から菊が咲き始めるとのことです。朝から「多文化理解概論」のハンドアウトをプリントアウトしました。私の4回の講義予定は第1回は「フランス語の美しさについて〜フランソワ・コペの「鳥たちの死」を読む〜」、第2回は「モラリストの伝統について〜サン・テグジュペリの『星の王子さま』を読む〜」、第3回は「ガリア精神と宮廷文化という相反する伝統について」、そして最終回は「フランスの近代化の諸問題〜識字率とオースマンのパリ改造〜」なのですが、コペの「鳥たちの死」はA4で3ページに収まる適正規模でそのままハンドアウトに転用しても良さそうです。第2回の「『星の王子さま』を読む」はA4で12ページも有るので、朝日新聞の「世界の文学」にハンドアウトに使えそうな部分が有るので、それを利用しようと思っているところです。3回目の「ガリア精神と宮廷文化という相反する伝統について」は23ページも有るので大幅にカットしなければなりません。最終回の「フランスの近代化の諸問題〜識字率とオースマンのパリ改造〜」については「比較文化論」で使ったハンドアウトが有るので心配していません。ビデオも有るので学生諸君に楽しんでもらおうと思っているところです。フランソワ・コペの「鳥たちの死」に関してのハンドアウトには書き込んでいないのですが、フランス語の「開音節」(母音で終わる音節がこのように呼ばれます。)、「閉音節」(子音で終わる音節がこのように呼ばれます。)についても説明するつもりです。また見事な脚韻が踏まれているテクストであることも説明する予定です。テクスト全体が12音節のアレクサンドランであることも一番先に説明しなければならないことも分かり切ったことです。