自分の内に「美のスタンダード」を築こうという提言は納得が行くものですね。

takuzemi2014-09-12

 今日から授業が再開します。夏休みの間は美術館を訪問して怠けてしまったので授業の再開が多少とも不安でも有ります。多少とも緊張しているのでしょうか。4時過ぎに眼が醒めてしまって眠れません。5時過ぎには起きてしまったテレビを見て楽しみました。7時32分に家を出て7時42分の海浜幕張行きに乗って移動を開始しました。車中では幸い座席を確保できたので友人の岩佐倫太郎君の『印象派琳派がわかれば絵画が分かる』(舵社)を再読しました。自分の内に「美のスタンダード」を築こうという提言は納得が行くものですね。
 フランス語の2は初級文法のお復習いから始めました。avoir,être,-er動詞などを簡単に説明しました。部分冠詞も少々説明してから、学生諸君に自己紹介の文を小さなB6の紙に書いてもらいました。一時間ほど授業を進めてから「BIENVENUE EN FRANCE」(「フランスへようこそ」)を30分ほど見て楽しみました。
 さっそくフランス語2のテクストを文教サービスに注文しておきました。リリアンヌ・ラタンジオさんと村松定史さんが作った「小さなコント−読解からコミュニケーションへ−」です。楽しいコントが並んでいるのに、それに加えて毎回同じパターンを繰り返して重要表現を覚えてしまおうと言うコンセプトです。練習問題も充実していて必ずや学生諸君に満足してもらえると思っています。第1章は「サーカス」と題されていて世にも不思議な猫だと紹介された動物を見るのが20フランも掛かります。実は陶器でできた猫だと言う間接外しのギャグなのですね。