支部総会では午前10時から�癲妻の間で個人面談が始まりました。

takuzemi2014-09-15

 父母と教職員の会長野県支部総会では午前10時から�癲妻の間で個人面談が始まりました。教職を目指すお子さんを持つ親御さんが多かったですね。ご夫婦でいらっしゃる方々も三組ほどいたものです。ご子弟はサッカーやフットサルなどのスポーツを嗜む人が多かったです。ロンドン研修に行ったことがある人もいました。あるいは手話のサークル「Cフラフープ」に参加してボランティア活動に取り組んでいる人もいるようで、長野県の親御さんたちの教育熱心さに打たれたものでした。総じて勉強を頑張っている学生諸君が多いという印象を受けました。
 13時50分から講話を話すことになりました。わたしはサンテグジュペリの『星の王子さま』に付いて話しをしたのですが、この話しが子供から大人の世界を見ると「大人たちが何だか変なことをやっているな」と感じる異化効果を利用した作品であること。またパイロットが王子さまのことを少しずつ知っていく「知の獲得」という成長小説の局面も有ることをお話ししました。夏目漱石の『三四郎』では中年の漱石が広田先生に投影され、若い頃の漱石がまだうぶな三四郎に投影されているのではないかと言う仮説をお話ししました。もちろん中年の広田先生が三四郎を温かい思いやりの籠もった視線で眺めているわけですね。広田先生の方には一種の余裕が感じられます。帰路は17時12分発のあさま574号で帰路に着きました。始発とあって楽々座席を確保できました。友人の岩佐倫太郎君の『印象派琳派がわかれば絵画が分かる』(舵社)を読み直しながら、寛いでドリンクなどを飲んで楽しんだものでした。