4限の4年生のゼミでは柄谷行人氏の「畏怖する人間」を読みました。

 1限のフランス語2を片付けてから、父母と教職員の会の事務局を訪れました。出張の書類の書き方に曖昧な部分が有ったからです。父母と教職員の会の職員さんがあちらこちらを訂正したり、合計金額を修正してくれました。私の印鑑も無かったのですが、山本に丸を付ければいいと職員さんが言ってくれました。結局、かなりの金額が払い戻しが有ったので、しばらくお小遣いは大丈夫だと思ったことでした。
 学生食堂に出掛けてスパッゲッティーを食べました。常備薬を飲んで研究室に戻ったら12時30分にかなりの規模の地震が有りました。間もなく学内でアナウンスが有りました。マグニチュードは5.6だと言うことで不意を突かれて驚いたものでした。
 共同研究の「夏目漱石論」を手直ししようと文教大学の図書館を訪れました。文献を漁って脚注を付けるのがメインの作業なのですが、肝心な文献が見当たらず困り果てたものでした。40分ほど頑張って作業して本も借りずに研究室へ引き上げたものでした。
 4限の4年生のゼミでは柄谷行人氏の「畏怖する人間」を読みました。『こころ』の「先生」の自殺をテーマにした作品です。人間の奥には「不可思議な私」が存在すると言うことを柄谷氏は喝破しています。テクストを読み終えてから、学生諸君の夏休みをどんな風に過ごしたかを書いてもらいました。それからルノワールの絵画を紹介するDVDを30分ほど観ました。秋学期は学生諸君の研究発表を中心に据えてゼミを行って行く予定です。10月7日の火曜日にSさんとM君に発表をお願いする予定です。二人とも発表テーマも決まっているらしく一安心ですね。