「MON PREMIER VOL TOKYO-PARIS」のコピーを取っておきました。

takuzemi2014-09-19

 昨日は嬉しい巡り合わせが二回も有りました。一つはグラハム先生のゼミの卒業生の岩元美樹さんが私に会いに来てくれたことです。茨城の常陽銀行で働いていたのですが、小学校時代の同級生と結ばれて目出たく岩手にお嫁に行くことになったのです。気立ての良いお嬢さんですから、必ずや幸せな家庭を築くことだと期待しています。
 二つ目は大学時代からの友人の岩佐倫太郎君が10月7日8日9日と連続で上京すると言う電話が昨晩有ったのです。残念ながら私は授業が有るので、夜にならなければ岩佐君に会いに行くことはできません。まあ何とかやり繰りして出掛けることになるのでしょう。岩佐君のことは私のブログでも彼の著書である『印象派琳派がわかれば絵画が分かる』(舵社)を紹介しているのですが、中には彼自身の水彩スケッチも載せられていて、かなり瀟洒な本に仕上がっていることは間違い有りません。千葉県在住の井上高一君と合流して日本堤の丸千葉あたりで一献を傾けようと思っているところです。
 大学には8時15分に着きました。さっそく守衛室で独仏研究室の鍵束を貰い、7階の研究室にエレベーターで上がりました。先ずは「MON PREMIER VOL TOKYO-PARIS」(東京−パリ、初飛行)のコピーを取っておきました。それから「ヨーロッパの文学」のハンドアウトも作っておきました。ラブレーの『ガルガンチュア物語』を論じる予定で、言葉遊びやスカトロジー満載の異色の作品であることを学生諸君に説明するつもりです。1限のフランス語2では「BIENVENUE EN FRANCE」(フランスへようこそ)を観ました。ヴァンサンたちがリヨンを訪れ、ポール・ボキューズのレストランを訪れるというエピソードです。社長にサン・マルスランと言うチーズを買って来てくれと頼まれて、四人は帰りのTGVの中で悪臭を放つチーズを食べてしまうのですね。「変な臭いだからたべちゃおう。」の言葉に日仏の文化の違いを感じたものでした。