午後は国立新新美術館を訪問して「チューリヒ美術館展」を観賞しました。

 午後は国立新新美術館を訪問して「チューリヒ美術館展」を観賞しました。第二室はクロード・モネの「陽のあたる積み藁」が有り、温かな陽光を浴びた積み藁が郊外の畑で陽を浴びて輝いている風景で、平和な光景だと感じたものでした。同じ作者の「睡蓮の池、夕暮れ」は横五メートル、縦二メートルに及ぶ大作で殆ど抽象画と言っても良い色彩の乱舞に感動したものでした。大五室はナビ派の展示が有りフェリックス・ヴァロットンの「訪問」が有り、謎めいた男女が手を取り合っています。二人の関係は判然としないまま取り残されていると感じました。大十二室にはマルク・シャガールの展示が有り「窓から見えるプレア島」、「婚礼の光」、「パリの上で」などが楽しめました。中でも「パリの上で」は抱き合った恋人たちがパリの空中に漂い、地上には花束が花瓶に活けられている。セーヌ河や聖堂が見渡せて幸福な恋人たちだと思ったことでした。大十三室にはシュルレアリスムの展示が有りました。キリコの「都」、エルンストの「都市の全景」、マグリットの「9月16日」などを楽しみました。ポール・セザンヌの「サント=ヴィクトワール山」はセザンヌの故郷を象徴する山で雄大な光景が広がっていました。大四室はホドラーの展示が有り「遠方からの歌」は女性が青いドレスを着て手を大きく広げている。大五室はナビ派の展示が有り「遠方からの歌」は女性が青いドレスを着て手を大きく広げている。大五室はナビ派の展示が有り、フェリックス・ヴァロットンの謎めいた「訪問」が有り男女が手を取り合っているのですが、二人の関係は判然としないまま取り残されているように感じられました。大五室にはエドヴァルド・ムンクの展示が有り「冬の夜」、「造船所」、「博士の肖像」、「エレン・バーグブルクの肖像」が有り、最後の作品は純白のドレスを着た短髪の女が自分の手を握りしめている。清楚な感じが印象に残りました。