雨も上がったので昼前には別所沼まで散歩に出掛けました。

 雨も上がったので昼前には別所沼まで散歩に出掛けました。「花と緑の散歩道」では桜並木のトンネルが楽しめるのですが、今日は台風18号のためか、桜の葉が大量に落ちていて歩道に張り付いていました。また桜の枝も折れて歩道に落ちている姿は何とも痛ましく感じたものでした。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打ちました。別所沼に着いてみたら紋黄蝶が一羽桜の樹にすれすれに飛んでいて救われた思いがしたものでした。別所沼に着く頃は薄日も差してきて背中の辺りが暑くなりました。空は急速に晴れ上がっていきそうな雲行きです。神保光太郎の冬日断章よりの詩句の前に佇みました。「沼のほとりを/巡りながら/神をおもふ/水面に写る/ひとひらの雲/羊の孤独」の言葉が有り妙に納得したものでした。
 銀杏を拾う人が二人もいて、土に埋めるなどして食べられるようになる前段階が手間が掛かることを知っているので、手間好きな方だろうと思ったことでした。
 家人は添削員をやっているのですが、今日は武蔵野線が止まることを虞れて、木曜日に纏めて答案を頂いて帰る予定だと言うことでした。息子もデフォルトで休日だったのでですが、台風18号の番組を見て一日を過ごしました。午後14時前には空もすっかり晴れ上がり、明日の仕事日は台風一過の青空が広がりそうです。早手回しに火曜のフランス語2のテクストと「ヨーロッパの文学」のハンドアウトも用意してあるので安心です。