東京国立博物館の東洋館を訪れました。明日までで会期が終わってしまうのです。

 日曜美術館が終わってから別所沼まで散歩に出掛けました。今日は日曜日なので多くの人が「花と緑の散歩道」を歩いていました。立原道造のヒヤシンスハウスが開いていたのは幸運でした。ボランティアの方が時々やって来てハウスを開けるらしいのですね。ベンチに腰かけて本を読んでいる人もちらほら見受けました。日曜日を楽しんでいるのでしょう。行き帰りの「花と緑の散歩道」では草むらに紋黄蝶が何匹も戯れていました。ランニングやウォーキングを楽しむ人々も見掛けます。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れ柏手を打ちました。彩の森保育園の運動会が開かれていて大いに盛り上がっていました。
 東京国立博物館の東洋館を訪れました。明日までで会期が終わってしまうのです。先ずは中国の仏像から観賞しました。如来観音菩薩などの仏像は色々有りバラエティーが楽しめました。中でも私が気に入っているのは首の無い如来立像で美男なお顔を想像するのが愉しみです。2階に上がるとインド・ガンダーラ、西域、西アジアなどの仏像が楽しめます。3階に上がると「中国文明のはじまり」の展示が有り壺や陶器が並んでいて楽しめました。5階に上がると朝鮮半島の陶磁器が並んでいます。地下に降りると象の頭に人間の身体を持つグネーシャ座像が展示されていました。太鼓腹は富と知恵、そしてあらゆる障害を除く力が有ると言うことです。国立科学博物館地球館常設展も観賞しました。地下二階に降りるとネアンデルタール人の頭蓋骨が有り、埋葬の習慣を持っていたと言うことで、それなりの文化の持ち主だったことが分かりました。