4年生の4限のゼミではT君の発表をしてもらいました。「ペロー童話が読み手にもたらす教訓」と言う題です。

 昼食は鉄板を食べたのですが、いつもとは違う様子でした。普段は肉の固まりが有るのですが、今日は焼き蕎麦の上に茸や豚肉が乗っているのです。教職員懇談室でテレビを観ながら食べたのですが、献立の成り立ちが急に変わるのに困惑させられました。
 多文化理解概論のハンドアウトを用意しておきました。フランソワ・コペの「鳥たちの死」は既に読んでしまったので、サンテクジュペリの「『星の王子さま』を読む」、「ガリア精神と宮廷文化の相反する伝統について」、「近代化の諸問題〜オースマンのパリ改造について」の3点を用意しておきました。
 4年生の4限のゼミではT君の発表をしてもらいました。「ペロー童話が読み手にもたらす教訓」と言う題です。単に面白かったと言う感想より「教訓になった」と言う人の方が読みが深いと考えた方が良いと言うのですね。親指小僧が両親の話しを聴くことは、自らの成長に繋がると言う指摘は当たっていると思いました。次はTさんの発表です。「萩原朔太郎論」と題して発表してくれました。色彩に注目して『青猫』などを分析してくれました。青は「希望なき」「憂鬱なる」「疲労させる」などの語意を含む言葉として含む言葉として使用したと説明されているそうです。渡辺浩氏の「象徴の政治学-「御威光」」を読みました。身分制度を分析したテクストでなかなか難解でした。輪読を終わってから、ミレーの絵画を紹介するDVDを観ました。「種をまく人」「ダフニスとクロエ」「冬・凍えるキューピッド」などの傑作が楽しめました。来週の発表もNさんとN君に決めてお願いしておきました。今日はダブルTさん、来週はダブルNさんとなります。笑ってしまいましした。