今日の4限の4年生のゼミでは始めにY君が発表してくれました。

 お昼には学生食堂の二階で鉄板を食べたのですが教職員懇談室で食べたら二人の女性の職員さんが大きな声で婚活の話しをしていました。一人で生きていくのは詰まらないなどの言葉も聞こえて妙に納得したものでした。
 学生食堂から帰ったら日文科のIさんが私のゼミを希望して面談に来てくれました。ヨーロッパの文学やオペラなどに関心が有ると言います。表情からなかなか熱心そうな学生だと言うことが読み取れました。続いて英文科のHさんが面談に来てくれました。演劇論に関心が有り埼玉芸術劇場まで蜷川幸雄さんの舞台を良く見に行くそうです。特に好きな俳優は藤原竜也が大好きだと言うことでした。それから英文科のMさんが面談に来てくれました。フランス映画やイタリアに関心が有るらしく熱心な感じの学生でした。
 今日の4限の4年生のゼミでは始めにY君が発表してくれました。「神話の世界〜古事記日本書紀」と題されたもので、古事記はかなり物語性が強いことをY君は強調していました。武烈天皇は即位すると、残忍な振る舞いをしたと日本書紀には書かれているそうで後継者が居なかった武烈天皇が荒れた気分になったことを暗に仄めかしていました。今日は川田順造氏の「多言語主義とは何か?」を読んだのですが、声によるコミュニケーションや身体表現、木彫りなどの図像表現が文字によらない豊かな表現と伝えあいの世界を重視するものでした。ティツィアーノの絵画を紹介するDVDを観ました。「聖母被昇天」、「自画像」、「ペーザロ家の祭壇画」などの名作が続きます。学生諸君の近況を書いてもらって授業を終えました。(写真はマルク・シャガールの「婚約者」です。)