3限は江種満子先生の生涯学習センターの講座「漱石の恋、夏目文学の恋」が有りました。

 「ランボー読書会」が終わってから学生食堂の2階に移動していつものように「鉄板」を食べたのですが牛肉がこんがり焼けていて美味しかったですね。スープやサラダも付いていてたっぷりと食べておきました。3限は江種満子先生の生涯学習センターの講座「漱石の恋、夏目文学の恋」が有りました。ユーモアを交えて良く響く声で語られる先生に憧れる気持ちが高まりました。とてもあれだけの講義はできないものだという断念の気持ちも有ったことでした。
 4限の3年生のゼミではS君の「モードの誕生とココ・シャネル」に付いての発表が有りました。一応の発表を終えてから、私がモードに流行が有ると決めたのは何時かと聞いたら即座に1010年だと答えが返って来たのに感心しました。二人目の発表はK君で「モラリストの文学」について発表してくれました。具体的なモラリストの発言も黒板やホワイト・ボードに書き出してくれました。モンテーニュの「いつかできることは、すべて今日もデキル。」、ラ・ブリュイエールの「子供には過去も未来もない。だから現在を楽しむ。」と言う言葉に感心しました。外山滋比古さんの『思考の整理学』(ちくま文庫)の中から「垣根を越える」を読みました。「三上・三中」ではスコットの「くよくよすることはないさ。明日の朝、7時には解決しているよ。」と言う言葉が有りました。輪読を終わってからスーラの絵画を紹介するDVDを観ました。「ポルタンベザル外港」や「グランド・ジョット島の日曜日午後」などのスーラの開発した点描の作品が並びます。学生諸君に近況を伝える文章を書いてもらってゼミを終えました。