「ヨーロッパの文学」ではオノレ・ド・バルザックの『ゴリオ爺さん』に付いてお話ししました。

 能率手帳改めNOLTYの来年度の手帳を買っておきました。型番を変えるのは嫌なのでクレスト3ブラックを買っておきました。さっそくフランス語2の試験を行う1月27日を書き込んでおきました。1917年の夏休みに大腸ポリープの検査を行うことも書き込んでおきました。
 3限の「ヨーロッパの文学」ではオノレ・ド・バルザックの『ゴリオ爺さん』に付いてお話ししました。冒頭から小説は近代意識の産物であるとお話ししました。それから『ゴリオ爺さん』の荒筋を話しました。パリの裏町の下宿屋に住むゴリオ爺さんは、以前は金持ちの商人だったが、貴族や富豪に嫁いだ二人の娘に派手な社交生活を支えるために財産を使い果たす。ゴリオはどん底の生活で死の病に伏すが、身勝手な娘たちは彼を見舞おうとすらしない。そんな荒筋を話してからロブ=グリエの「作家生活への序文」に付いて語りました。バルザックの作品の『ルイ・ランベール』はルイ・ランベールは〇〇年に生まれたと単純過去で書き出されています。バルザックの発話には「これは真実なのだ」という主張が入っているとロブ=グリエは指摘しています。反対にアルベール・カミュの『異邦人』は神としての作家ではないとロブ=グリエと断言しています。
 4限のフランス語6ではブラッドリー・ジョン君とルール・カロリーネさんと『星の王子さま』を原文で読みました。王様の住む星で王子さまを法務大臣にしてくれると言うのです。年寄りのネズミを裁判にかけろと言うのです。一匹しかいないから時々恩赦にしてやれと言うのです。王子さまの感想はおとなって本当に変わっているなあと言うものでした。二番目の星はうぬぼれ屋の住む星まで読んでカンディンスキーの絵画を紹介するDVDを観ました。私の好きな「教会の有るムルナウ風景」や「ムルナウの鉄道」、「即興19」、「印象6日曜日」などの美しい絵画が紹介されました。