1限のフランス語2では今日は新しいテクストに入りました。

takuzemi2014-11-21

 7時32分の東京行きに乗って移動を開始しました。どこかで電車と猪が衝突する事件が有ったらしく後続の車両が来ないので時間待ちが有って、遅れた時間に大学に着きました。自動販売機で水を買ってから、守衛室で独仏準備室の鍵束を受け取っておきました。
 1限のフランス語2では今日は新しいテクストに入りました。「ミニ・ボンジュール・パリ」を読みました。主人公のアンヌ・マリは東京に住んでいる学生で日本語を勉強しているのですが、夏休みにパリに帰って友だちに会ったり、好きな街に行ったり、そしてたぶんコンサートに行くことになりそうです。ビデオの付いた教材なのでフランスの美しい風景が現れます。文法はアルファベ、名詞の性と数、不定冠詞と定冠詞、エートルの直説法現在、形容詞の性と数、形容詞の語順などを学びました。持って行った「ようこそフランスへ」のビデオが上手く映らなかったので教材ビデオの「ミニ・ボンジュール・パリ」を繰り返して観ました。
 2限Fさんとの「ランボー読書会」ではミシェル・ビュトールの「ランボーに関する即興」を読みました。「ランボーはこの頃、海を一度も見たことがなかった。彼が「酔っぱらった船」を書いた時、彼は一度も海を見たことが無かったのだ。彼がヴェルレーヌと連れ立ってロンドンに行った時、英仏海峡を越えて初めて海を見たのだろう。」と言う記述が有って、海を見たことがなかったランボーが海を主題にする『酔っぱらった船』を書いたことに驚いたものでした。ランボーの『酔っぱらった船』は船を一人称で語らせているところに特徴が有ります。ビュトールのテクストをほぼ読了してしまったので、相棒のFさんが10枚ほどの拡大コピーを取ってくれました。