書斎に閉じ篭もって山下裕二監修の『超絶技巧美術館』(BT BOOKS)に眼を通しました。

takuzemi2014-11-30

 7時過ぎに家を出て別所沼まで散歩に出掛けました。日曜日と有って「花と緑の散歩道」をランニングやウォーキングを楽しむ人びとが大勢居ました。鳩が首を前後に動かしながら歩いていました。その千葉商科大学のH先生が首を前後に動かして同僚の先生方を笑わせていたのを良く覚えています。ユーモアの分かる人でした。目茶苦茶行きという方法も編み出して当ても無く歩くのが趣味だったそうです。別所沼に着いてからいつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。献花が無いのが淋しいですね。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打ちました。帰宅して能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書き込んでおきました。符丁のようなものですね。
 別所沼から帰って書斎に閉じ篭もって山下裕二監修の『超絶技巧美術館』(BT BOOKS)に眼を通しました。娘に進呈してしまったのですが、やはりレフェランス・ブックとして取っておきたくなり、アマゾンに注文して取り寄せておいたのですね。会田誠の「滝の絵」や井上雅彦の「バガボンド」それからアイアン澤田の生き人形は歯なんか少ししか見えないのに、全部揃えて植えてあるそうでその完璧主義に驚いてしまいます。
 9時からは家人と二人でいつものように「日曜美術館」を楽しみました。今日は「ホドラー果てしなき変遷と題して放送されるそうでとても楽しみです。江國香織さんがフェルディナント・ホドラーを大好きだそうで出演していました。良きリズムを意味する「オイリュトミー」や「昼3」、「恍惚とした女」などが続きます。「ミューレンから見たユングフラウ」ではユングフラウの美しさが心憎いまでに定着されていました。