今日は藤田省三氏の「安楽への全体主義」しか読めませんでした。

 二三日雨が降ったのですが、今朝は抜けるような青空が広がっています。通勤の車窓からも、元荒川の河川敷からも冠雪した富士山が良く見えます。空気も爽やかで深呼吸したくなります。
 早めに学生食道の二階に出掛けていつものように「鉄板」を食べました。今日はハンバーガーではなく豚忍苦がメインでした。モヤシやブロッコリー、そして半熟玉子などが付いていて満腹になりました。教員懇談室で食べたのですが、3人の女子職員さんの皆さんが井戸端会議をやっていて賑やかだったですね。職員さんにテレビのリモコンを手渡して懇談室を出たものでした。
 昼休みには吹奏楽部の皆さんが体育館の前で演奏していました。全体のバランスも取れていてスイング感が抜群でしたね。全国大会で何度も金賞を取っている実力の有る吹奏楽部です。
 4限の4年生のゼミではSさんの発表が有りました。ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』に付いての発表です。この作品の中では信仰や死、国家と宗教、貧困、児童虐待などさまざまなテーマを含んでいて複雑な構成を抱えていると言うことです。もう一つの発表はU君の「英単語の魅力」と題すもので英語の学習に於いて英単語を覚えることはとても大切なことだとの説明が有りました。それが出来ないとリスニングが出来ない。リーデイィングが出来ない、英会話で自分の意志が伝えられないなどの弊害が有るとの説明がありました。今日は藤田省三氏の「安楽への全体主義」しか読めませんでした。それから残り時間を使ってティツィアーノの絵画を紹介したのですが、美しい絵画が続きます。それから学生諸君の近況を伝えて貰ってゼミを終えました。学生諸君の中には12月13日の土曜日に「英文科の卒業研究発表会」に供えて私の研究室に卒業生の卒論を参照に来る人も多かったですね。