地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2014-12-08

 地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「ノーベル物理学賞が決まった赤石勇さん、天野浩さん、中村修二さん。何を発見したのかな。」と有り解答はすぐ分かりましたね。青色LEDだと決まっているからです。それから夏目漱石の『三四郎』を精読して切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。三四郎の頓珍漢な会話が続きます。
 7時半には家を出て別所沼まで散歩に出掛けました。この時間帯はつまらなそうな顔をした通勤客や通学客などしか見られないのですが、手袋をした人や厚手のコートやマフラーを身に着けた人が多いですね。私も厚手のコートを着て散歩に出掛けたのですがフードが付いていて耳が寒いのが何とか免れるのが嬉しいですね。フードが癖になりそうな予感がします。
 家人が添削員の仕事に出掛けてしまったので淋しいですね。駿河台出版社の「フランス文学読本」を聴いてみました。若い頃に千葉商科大学で使ったことのある福井芳男先生の『フランス文学読本』(駿河台出版社)というテクストがありました。副題は「クレール、フランス文学を学ぶ」となっています。夏の間に避暑のために伯父の別荘に滞在することになったクレールが文学に詳しい伯父さんから毎日フランス文学のレクチャーを受けるという設定です。この教科書の付属のテープが出てきたのでレトロなカセットテープレコーダーで聴いてみました。クレールの声はルネ・ラガッシュさん、伯父さんの声は懐かしいニコラ・バタイユさんです。ニコラ・バタイユさんはNHKのフランス語講座にも出演していて私も画面で良くお目に掛かったものです。
 ニコラ・バタイユさんの伯父さんとルネ・ラガッシュさんのクレールの対話でスタンダールの『赤と黒』、フローベールの『感情教育』、バルザックの『谷間の百合』などのレクチャーを聴きました。そのうちにニコラ・バタイユさんの演出した劇を新宿のアンダーグラウンド蠍座まで観に行ったことを想い出しました。私が観たのはジロドゥーの『オンディーヌ』だと思いこんでいました。ところがこの劇はiPad 2で調べてみたら日生劇場で上演されたもので、蠍座ではありません。多分ロマン・ヴェンガルテン作『夏』という作品を覚えているので、この作品を観たのだったかも知れません。主演の加賀まりこさんの初々しい美しさにすっかり夢中になってしまった記憶があります。若い頃には自分自身の「感情教育」にも熱心だったのですね。