サンテグジュペリの『星の王子さま』を考えると題して講義を行ったのも懐かしい思い出です。

 今年一年を振り返ると色々なことが有りました。従兄弟の憲ちゃんが亡くなったことは今でも残念でなりません。それから生涯学習センターの講座ではサンテグジュペリの『星の王子さま』を考えると題して講義を行ったのも懐かしい思い出です。その間を縫って江種満子先生の夏目漱石の恋を5回に渡って講義してもらったのも嬉しい出来事でした。英文科の卒業発表会では私のゼミの4年生の諸君が一人も欠席することなく全員参加してくれたのも有り難かったですね。静岡市美術館を訪問して「シャガール展」を見たことも有りました。この美術館は太っ腹で、一日の間に何回も観て良いと言うのですね。結果はシャガール好きの私は3回も観て楽しんでしまいました。天にも登る気分と言わなければなりません。足を伸ばして群馬県立館林美術館で「シャガール版画の世界」展を観賞したことも有りました。風の強い日で帰りの駅が分からなくなって困ったものでした。うらわ美術館では「ボンジュール・フランスの絵本たち」展ではベアトリス・アッピアの絵本が気に入ってしまって、今では観られないので残念でたまりません。北浦和埼玉県立近代美術館も良く利用していたのですが、現在は改修工事中で2015年の4月10日まで待たなければなりません。殆どの個人研究費を美術館巡りで使ってしまったので、残る残金はいくらも有りません。けれども美術館巡りをすることで内気な私は積極的に出歩くようになったと思っています。その中で友人の岩佐倫太郎君が言う「美のスタンダード」築くことができたのではないかと思っています。現在は目ぼしい美術館は正月休みで休館で訪問することができません。残念ながら他の所に遊びに行くしか有りませんね。