来年の1月7日で定期券が切れてしまうので、武蔵浦和の駅まで買いに行きました。

takuzemi2014-12-31

 来年の1月7日で定期券が切れてしまうので、武蔵浦和の駅まで買いに行きました。利用金額は6万千320円ですが大学から支給されるので安心です。定期券の有効期限は27年7月7日で7が三つ並んで縁起が良いと思ったことでした。それから別所沼まで散歩に出掛けました。「花と緑の散歩道」を歩く人やランニングを楽しむ人は少ないのですが自らが選んで行動しているような感じを受けて感心しました。別所沼に着いてみたらかな女の句碑が有り「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」の一句が有りなかなか風情が有りますね。ランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。それからサッカーを楽しむ少年たちも多かったですね。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打ちました。武蔵浦和の駅まで引き返してから沼影観音堂を訪れました。大きな沼影自治体と書いたテントが有るばかりで他に人は無く淋しかったですね。帰宅して能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。それから書斎に閉じ篭もってしばらくルイ・アラゴン/渡辺広士訳の『冒頭の一句』(新潮社)を読んでおきました。「ある日、こんなことをぼくは思いついた、もし書くことができたら、自分が考えているのとは別のことを言い表せるんじゃないだろうかと。そこで記憶の中にすでに定着していた文字や綴りや単語のすべてを動員して、それをやってみようとした。その結果、短時間で長足の進歩をした。」と有り「別のこと」とはアラゴンが言う「嘘を付く」と言うキーワードに繫がるものだと思うのですね。その先には「ぼくは結末がわかっている話は一つとして書いたことがない。書きながら、つねに自分が一人の読者のようであり、読者として一つの景色や数人の作中人物と知り合いになって、その性格や生い立ちや運命を見つけ出していった。」と有り、有名なルイ・アラゴンの結末を知らずに書くという方法が語られています。それに続いて「ぼくは人殺しの犯人が誰かをあらかじめ知っていたことは一度もなかった。」と言う言葉も語られます。これも似たような言葉です。