「『星の王子さま』を巡る考察」を点検しておきました。

takuzemi2015-01-07

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。しつもん! ドラえもん」の質問はなら編で「奈良公園では、ある楽器を吹いて鹿を呼び寄せる催しがあるよ。どんな楽器かな?」と有り、私は法螺貝だと思ったのですが、正解はホルンで「ベートーベンの交響曲「田園」の一節を吹くと、音を聞きつけて鹿が集まってくるんだ。ドングリをもらえると知っているからだよ。」と有り勉強になったものでした。それから夏目漱石の「三四郎」切り抜いてファイルに投げ込んでおきました。美禰子が「あなたはまだこの間の絵葉書の返事を下さらないのね」「三四郎は迷付ながら「上げます」と答えた。女は呉とも何ともいわない。」と頓珍漢な会話が続きます。
 7時30分に家を出て散歩に出掛けました。良く晴れた空が拡がっています。いつものようにプチ・パワースポットの沼影観音堂を訪問しました。それから武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。通勤途中のサラリーマンたちは北風が寒いので厚手のコート、マフラー、手袋などで防寒しています。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。それから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し、それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打ちました。帰宅して能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。しばらく書斎に閉じ篭もって「『星の王子さま』を巡る考察」を点検しておきました。昨年の11月28日に生涯学習センターで講義したもので、ベルト・ブレヒトの「異化効果」や「知の獲得」と言うテーマや農耕的な円缶環的時間への憧憬の念、人間は根を持たない寄る辺ない存在であることや人間が「壊れもの」で有ることが語られています。