いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-01-15

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。しつもん! ドラえもん」の質問はなら編で「奈良県には海がないけど、ある「おすし」が有名だよ。なんというおすしかな?」と有り、食品に疎い私はさっぱり分かりません。新聞を開いて答えを探してみたら「柿の葉ずし」と有り「サバやサケの切り身をすし飯にのせ、柿の葉で包んで押した郷土料理。奈良県では和歌山県の次にたくさん柿がつくられているよ。」と詳しい解説が有りました。それから夏目漱石の『三四郎』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきました。
 7時半に家を出て散歩に出掛けました。どんよりとした曇り空が広がっています。プチ・パワースポットの沼影観音堂を訪問しました。境内には誰も居なくて寂しかったですね。この時間帯は通勤客や通学生の姿が見られるだけなのですが、傘を持っている人が意外に少ないですね。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。「花と緑の散歩道」は閑散としています。時々集団登校する小学生の群れが元気な掛け声を上げてくれるのが救いです。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。それから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し、別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。
 別所沼から帰って書斎に閉じ篭もってしばらく書斎に閉じ篭もって熊倉千之先生の『漱石の変身−−『門』から『道草』への羽ばたき』(筑摩書房)を読んでおきました。「御米を「精神的で抽象的な存在」と見たときに、その悩みである「子ができない」ことは、「裁縫」(しごと)のための子(織物≒文学テクスト)を生産しないことに収斂します。と有ってページの余白には私が書いた「うーむ!」という文字が残されています。