午後はブリヂストン美術館を訪問して「ベスト・オブ・ベスト」を観賞しました。

 7時半に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指しました。それから武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。帰宅して能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。
 午後はブリヂストン美術館を訪問して「ベスト・オブ・ベスト」を観賞しました。第1室に入るとブリヂストン美術館の歩みが有り石橋正二郎ポートレートが有り、細かな説明が有りました。第4室に入るとウジェーヌ・ブータンの「トルーヴィル近郊の浜」が有り貴婦人たちが日傘を差して浜辺に集まっています。エドゥアール・モネの「メリー・ローラン」は女優で数々の芸術家や貴顕と浮き名を流したそうです。ギュスターヴ・カイユボットの「ピアノを弾く若い男」は私の好きな作品です。窓から射し込む光が、部屋全体に柔らかく染み渡っています。モーリス・ドニの「バッカス祭」は杖を手に、豹が引く二輪馬車に乗っているのが、ローマ神話バッカスで周囲ではバッカントと呼ばれる女信徒たちが楽しげに行進しています。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「すわる水浴の女」は豊満な裸体を惜しげなく晒した女性像で1920年に日本で公開されて大きな反響を呼んだそうです。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「少女」は青い瞳の少女で髪は長く胸元を覆っています。同じ作者の「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」は椅子に座って脚を組んでいて青いドレスを着ていて、赤い首飾りを付けています。藤島武二の「黒扇」も私の好きな作品です。白いヴェールで頭を覆った婦人が黒い扇を持っています。白と黒の対立が空間を引き締めているように感じられました。