午後はブリヂストン美術館を訪問して「ベスト・オブ・ベスト」を観賞しました。

 午後はブリヂストン美術館を訪問して「ベスト・オブ・ベスト」を観賞しました。エドゥアール・マネの自画像が有り、鋭い眼差しに圧倒されます。洗練されたポーズは近代絵画を切り開いてきた自信と自負に寄っているのでしょう。洗練されたポーズは近代絵画を切り開いてきた自信と自負に寄っているのでしょう。同じ作者の「オペラ座の仮装武踏会」が有りシルクハットを被った紳士たちと御婦人がたが集まっています。ギュスターヴ・カイユボットの「ピアノを弾く若い男」は演奏する指先がピアノの蓋に映っています。窓から射し込む光が、部屋全体に柔らかく染み渡っています。クロード・モネの「雨のベリール」は奇岩の多い景勝地のベリールがモネの心を捉え天候の悪い日でもモネを制作に駆り立てました。印象派の実験に一先ず区切りを付けたモネが、新たな方向を踏み出したことがこの絵に示されていると言うことです。クロード・モネの「睡蓮」はジベルニーに転居した池を造成し睡蓮を植えて画材にしたと言うことです。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「すわるジョルジェット・シャルパンティエ嬢」は金髪の少女で脚を組み笑顔を見せています。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「少女」はまだあどけない少女像で黒髪を長く伸ばし青いドレスを着ていて眼は青く遠くを見つめている印象です。同じ作者の「花のついた帽子の女」は、青いドレスを着て花のついた帽子を被っている女性像で眼は青く唇は赤く頬も豊かな豊満さを示しています。藤島武二の「黒扇」は白いベールを被った女性像で黒い扇を手に持っています。白と黒との対立が緊張感を生み出しています。福田藤田嗣治の「猫のいる静物」は人参や葱、卵、カレイなどが置かれていて窓枠を猫が狙っている構図で面白いユーモアを感じました。