東京国立博物館で総合文化展を観賞しました。首の無い如来像が有り御尊顔がどんなだったか想像するのが楽しみです。

 午後は武蔵浦和発12時41分の快速新木場行きに乗って移動を開始しました。車中では幸い座席を確保できたので大学時代からの友人の岩佐倫太郎君の『印象派琳派がわかれば絵画が分かる』(舵社)を読みました。赤羽で下車して京浜東北線の鎌田行きに乗り換えて上野で下車しました。東京国立博物館で総合文化展を観賞しました。首の無い如来像が有り御尊顔がどんなだったか想像するのが楽しみです。菩薩立像はたっぷりの微笑みを湛えています。二階のホールに上がると、インド・ガンダーラ・西域・エジプト・西アジアの彫刻が楽しめます。菩薩校脚像とその隣の如来立像も凛々しい顔立ちでうっとりしてしてしまいます。隣の部屋に入るとパシェリンプタスのミイラが有ります。身の毛もよだつようなミイラです。エレベーターで地下に降りるとガネーシャ座像が楽しめます。解説に寄ると「象の頭に人間のからだを持つガネーシャヒンドゥー教シヴァ神の子であり太鼓腹は、富と知恵、そしてあらゆる障害を除く神として信仰を集めました。カンボジアには象が生息するため鼻や耳などが写実的に彫刻されていますと有りました。帰宅して岩佐倫太郎君の『印象派琳派がわかれば絵画が分かる』(舵社)を再読しました。ジャン・フランソワ・ミレーの『春(ダフニスとクロエ)』同じ作者の『冬(凍えるキューピッド)』ギュスターヴ・クールベの『波』、カミーユピサロの『立ち話』などが掲載されています。中でも私の大好きな国立西洋美術館ピエール・オーギュスト・ルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」が掲載されていることでしょう。ご自身が描いた挿絵もなかなかの腕前です。