いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-03-19

 「しつもん! ドラえもん」の質問は「りょうりのことば編」で薄く切ったパンにいろいろなものを挟んで食べるサンドイッチ。この言葉の由来は何かな。」と有り、すぐサンドイッチ伯爵だと分かりました。解説には「人の名前」と有り「18世紀、英国のトランプ好きだったサンドィッチ伯爵がゲーム中でも食材を挟んだものを好んだからだとこのんだからだといわれているよ。」と詳しい解説が有りました。それから夏目漱石の『三四郎』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきました。「よし子は障子を閉(た)てて枕元へ坐った。六畳の座敷が取り乱してある上に、今朝は掃除をしないから、なお狭苦しい。女は三四郎に「寐ていらっしゃい」といった。三四郎はまた頭を枕に着けた。(中略)「蜜柑を剥いてあげましょうか」女は青い葉の間から、果物を取り出した。渇いた人は香(か)に迸(ほとば)しる甘い露を、したたかに飲んだ。「美味しいでしょう。美禰子さんの御見舞(おみやげ)よ」と有り女たちの優しさを痛感したものでした。
 7時半きっかりに小心者の私は折り畳み傘を胸ポケットに入れて散歩に出掛けました。今にも降り出しそうなどんよりとした曇り空が広がっています。傘を持っていれば安心です。通勤客や通学生も手に傘を持っています。先ずは最初に沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて柏手を打っておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。「花と緑の散歩道」は相変わらずの通勤客や通学生ばかりを見掛けるだけです。仲の良い恋人同士が通り掛かり笑顔で談笑しているのが微笑ましく感じました。昨夜は雨が降ったのでしょうか。水溜まりが所々にあるのが、それで知られます。悪食の尾長が梅の木に留まり梅の木や隣の椿をついばんでいました。別所沼に着いてみたら散歩を楽しむ人も殆ど居なくて寂しいばかりでした。それから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。広場で少年が二人キャッチボールを楽しんでいました。同じマンションに住むノッポサンを見掛けたのですが、声が届く距離ではなく挨拶を断念しました。帰宅して能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。