上野に出て国立西洋美術館の「グエルチーノ展」を観賞しました。

 10時35分から3401大教室で英文科の1年生のオリエンテーションが行われました。司会はローガン先生で教壇の上には大きな花束が花瓶に生けられてました。「Welcome to the English Department !」と大きく書いて有りました。先ず配布物確認が行われました。次には担任一覧を確認しました。「イギリス語学研修報告書」入っています。「Let's Enjoy Campus life」の小冊子も入っています。教職員の紹介が有り、ドイツからの留学生フィリップ・ギルソンさんとヤン・ガブカンさんの自己紹介が流暢な日本語で有りました。上野に出て国立西洋美術館の「グエルチーノ展」を観賞しました。先ず最初の部屋に入ると「聖家族と聖フランチェスコ、寄進者たち」が有り若きグエルチーノに取って最も重要な手本になった作品で様々な個性的豊かな人物が描き分けられています。グエルチーノの「祈る聖カルロ・ボッロメーオのと二人の天使」は赤いマントを羽織った下に白い服を着ています。二人の天使は大きな羽根を付けているので、それと分かります。なかなか美貌の少年で、好ましく思ったことでした。グエルチーノの「聖カルロ・ボッロメーオの奇跡」はパネルに寄ると生まれながらに目の見えない赤ん坊の視力を回復させたという奇跡を主題としているそうです。グエルチーノの「アポロとマルシュアス」はパネルに寄ると太陽と音楽の神アポロと半人半獣のマルシュアスが音楽合戦をしたそうで、敗者のマルシュアスは生きながら皮を剥がれることになったと言われます。グエルチーノのチケットで常設展も見られるので、常設展はフラッシュを焚かなければ写真も撮れるので有り難いですね。エドウアール・マネの「花の中の子供」、ピエール・オーギュスト・ルノワールの「アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)」、それからカミーユピサロの「立ち話」などを楽しく観賞して帰路に着きました。