いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-04-10

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「てつ編」で「鉄はほうっておくとさびる。空気の中のなにと、くっつくからかな?」と有り、すぐ酸素だと分かりました。大人なら誰でも知っている常識です。解説には「鉄は、酸素ととても相性がいいよ。さび止めをぬることなどしないと、さびてもろくなってしまう。自然にある鉄鉱石も、酸素を含んで赤い色をしているよ。」と有り勉強になりました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「両人は酔って戸外へ出た。酒の勢(いきおい)で変な議論をしたものだから、肝心の一身上の話はまだ少しも発展せずにいる。」(中略)平岡の語る所は、ざっとこうであるが、代助には彼が支店長から因果を含められて、所決を促されたようにも聞こえた。(中略)「じゃ、支店長は一番旨い事をしている訳だね」と代助が聞いた。「あるいはそんなものかも知れない」と平岡は言葉を濁してしまった。「それでその男の使い込んだ金はどうした」「千に足らない金だったから、僕が出しておいた。(中略)平岡は苦い顔をして、じろりと代助を見た。」(中略)「平岡は何とも答えなかった。代助も押しては聞かなかった。二人は無言のまましばらくの間並んで歩いて行った。」と有り二人の気詰まりな関係が露呈されます。
 7時過ぎに家を出て散歩に出掛けました。2限の「ランボー読書会」が待っています。8時40分には家を出なければなりません。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指しました。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて柏手を打っておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。駅前の自動販売機で温かいお茶を買って一口飲んでそのまま散歩を続けました。「花と緑の散歩道」は桜並木も葉桜となってしまい、花は大部分散ってしまっています。この時間帯は通勤着や通学生などしか見られないのですが手に手に傘を持っています。午後からの雨が予想されるからでしょう。別所沼に着いてみたら人影も疎らで寂しい思いをしました。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌しました。それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。家に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。