国立西洋美術館で「グエルチーノ展」を観賞しました。

 10時40分から会議室2で会議が有りました。会議を終わってから学生食堂の二階で鉄板を食べたのですが、前回食べたハンバーガーと違って、ウインナ・ソーセージが2本、フランクフルト・ソーセージが2本有り野菜の上に乗せられていました。どうやら毎日メニューが変わるようです。食事を終えて12時44分の中目黒行きで移動を開始しました。上野を目指します。国立西洋美術館で「グエルチーノ展」を観賞しました。グエルチーノの「祈る聖カルロ・ボッロメーオと二人の天使」は天使が大きな羽根を広げていて、天使たちもハンサムに描かれています。右端には十字架に掛けられたキリストも見えて宗教的な深みを感じたものでした。グエルチーノの「聖カルロ・ボッロメーオのいる聖カタリナの神秘の結婚」は小品ながら色彩豊かな作品で聖カルロ・ボッロメーオは紅白の衣装を着ていて聖母はピンクの衣装を着て緑色のマントを羽織っています。幼児イエスは裸の姿をさらけ出しています。グエルチーの「聖母と雀」も良いですね。左手でイエスを抱きながら、右手の指先には雀を留まらせて聖母が見つめています。全体は柔らかな光に包まれていて、寛いだ雰囲気が出ています。地下に降りるとグエルチーノの「聖三位一体」が有ります。白い鳩を中心に神とキリストが並んでいます。緊張感に満ちた画面で感心したものでした。グエルチーノの「聖母のもとに現れた復活したキリスト」は聖書に見られないフィクションだそうで北イタリアで好んで描かれたそうで聖母がキリストに近付いてお腹を撫でています。グエルチーノのチケットで常設展も見られるので見てみました。今回は重点的に好きな作品を選んで見てみました。ピエール・オーギュスト・ルノワールの「アルジェリハ風のパリの女たち(ハーレム)」や同じ作者の「帽子を被った女」やカミーユピサロの「立ち話」を楽しんで帰宅しました。