いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-04-23

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「ほうせき編」で日本の古代の遺跡や古墳からみつかるCの字の形をした宝石のことを何というかな。」と有り、さっぱり分かりません。新聞を開いて答えを探したら「まが玉」と有って聞いた事も有る答えでした。解説には「めのう、水晶、ひすい、琥珀などでつくられた装飾品だよ。多くが丸まったイモムシのような形をしている。埼玉県のシンボルマークに使われているよ。」と有り埼玉県の住民の私が埼玉県のシンボルマークに気付かなかったことを恨めしく思ったことでした。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「代助は今読み切ったばかりの薄い洋書を机の上に開けたまま、両肘を突いて茫乎(ぼんやり)考えた。(中略)「代助はアンドレーフの『七刑人』の最後の模様を、此処まで頭の中で繰り返して見て、竦と肩を縮めた。こういう時に、彼が尤も痛切に感ずるのは、万一自分がこんな場に臨んだら、どうしたら宜かろうという心配である。(中略)もし死が可能であるならば、それは発作の絶高頂に達した一瞬にあるだろうとは、代助のかねて期待する所であった。(中略)「代助はこの頃の自己を解剖するたびに五、六年前の自己と、まるで違っているのに驚かずにはいられなかった。」と有り代助の優柔不断な態度が明らかになります。
 7時調度に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を合掌しておきました。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買って一口飲んでそのまま散歩を続けました。駅前のツツジの花が開花していて真紅の花を咲かせています。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。帰路は八時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会えます。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3,000歩と書いておきました。