いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-04-27

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は今日から始まる「けんぽう編」で、「私たちが日本国憲法のもとで生活し始めた日は、いつかな?」と有り子供でも知っている「5月3日」です。解説には「太平洋戦争がおわったあと、新しく憲法を作りなおした。1946年11月3日に国民に正式に知らされ、47年5月3日から効力をもつようになったよ。」と有り歴史的な経歴が詳しく書かれていました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「代助は椅子に腰を掛けたまま、新しく二度の世帯を東京に持つ、夫婦の未来を考えた。平岡は三年前新橋で分かれた時とは、もう大分変わっている。」(中略)「代助は平岡に分かれてからまた引き返して、旅宿へ行って、三千代さんに逢って話をしようかと思った。」(中略)「代助は酒をいくらでも飲む男である。ことにその晩はしたたかに飲んだ。「あの時は、どうかしていたんだ」と代助は椅子に倚りながら、比較的冷やかな自己で、自己の影を批判した。」と有り代助が三千代の事をどう思っているのかが暗に分かります。
 7時調度に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を訪れました。この時間帯は通勤客や通学生しか見えません。駅前の自動販売機でお茶を買って冷たいお茶を買って一口飲んでそのまま散歩を続けました。「花と緑の散歩道」を歩いていると浮世の些事を忘れられるような気がします。急ぐ散歩ではないので、ベンチに座って一息付く時間も有ります。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌してから、それから別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。神保光太郎の詩碑には「沼のほとりを/巡りながら/神をおもふ/水面に映る/ひとひらの雲/羊の孤独」と有り「羊の孤独」と言う言葉が胸に迫ります。それからブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。