いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-05-13

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「せいようびじゅつ編」で「15世紀イタリアを中心に花ひらいて広がった「再生」という意味の文化運動はなにかな。」と有り、すぐルネサンスだと分かりました。解説には「キリスト教の美術がほとんどだった時代のあと、古代ギリシャやローマの文化の良さが見直されたんだ。ありのままの人間をたいせつにしたんだよ。」と有り、本質的なことが書かれていました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「平岡の家は、この十数年来の物価騰貴に伴れて、中流社会が次第々々に切り詰められて行く有様を、住宅の上に善く代表した、尤も粗悪な見苦しき構えであった。とくに代助にはそう見えた。」(中略)「どうだい。この間は色々ありがとう。その後ちょっと礼に行こうと思って、まだ行かない」平岡の言葉は言訳といわんよりむしろ挑戦の調子を帯びているように聞こえた。(中略)「まだ落ち付かないだろう」と代助が聞いた。「落ち付くどころか、この分じゃ、生涯落ち付きそうもない」と、いそがしそうに烟草を吹かし出した。代助は平岡が何故こんな態度で自分に応接するか能く心得ていた。決して自分に中るのじゃない、つまり世間に中るんである、否己れに中っているんだと思って、かえって気の毒になった。」と有り平岡の困窮振りが良く分かります。
 朝方、かなり強い地震が有りました。私のマンションもかなり揺れたので驚いたことでした。7時調度に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。この時間帯は通勤客や通学生しか見えられませんが、夏日が多くなったためでしょうか、ワイシャツ一枚で通勤しているサラリーマンの姿が目立ちます。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買って一口飲んでそのまま散歩を続けました。「花と緑の散歩道」は桜並木は葉桜のトンネルとなっていて、通り抜けると、心が落ち付きます。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。いつものように埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。帰路は8時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会います。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。