いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-05-18

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「せいようびじゅつ編」で水彩絵の具の絵はたいてい紙にかくよね。油絵だと、なににかくことが多いかな。」と有り、すぐキャンバスだと、分かりました。新聞を開いて答えを探したら「布」と有り、解説には「キャンバスとよばれる布にかくことが多い。おもに朝布が使われる。15世紀のイタリアで始まったようで、それ以前は板にかくことが多かったんだよ。」と詳しい解説が有りました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「平岡は膳の上の肴を二口三口、箸で突っついて、下を向いたまま、むしゃむしゃいわしていたが、やがて、どろんとした眼を上げて、いった。−−「今日は久しぶりに好い心持ちに酔った。なあ君。−−君はあんまり好い心持ちにならないね。どうも怪しからん。僕が昔の平岡常次郎になっているのに、君が昔の長井代助にならないのは怪しからん。」(中略)「君は酒を呑むと、言葉だけ酔払っても、頭は大抵確かな男だから、僕もいうがね」「それだ。それでこそ長井君だ」代助は急にいうのが厭になった。「君、頭は確かかい」「確かだとも。君さえ確かならこっちは何時でも確かだ」といって、ちゃんと代助の顔を見た。」と有り平岡の酒癖の悪さが良く分かります。
 6時10分に早めの散歩に出掛けました。どんよりとした曇り空が広がっています。天気予報では今日一日は雨が降らないということで、安心して散歩に出掛けられます。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。別所沼に着いてみたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が大勢居ました。いつものように長谷川かな女の句碑を味わいました。「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」を味わってから、埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。家に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。