いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-05-19

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「せいようびじゅつ編」で「油絵では、絵の具をもり上げるときなどに筆ではない道具を使うことがある。なんだろう。」と有りすぐキャンバスだと分かりました。新聞を開いて答えを探したら「布」と有り「キャンバスとよばれる布にかくことが多い。おもに朝布が使われる。15世紀のイタリアで始まったようで、それ以前は板にかくことが多かったんだよ。」と詳しい解説が有りました。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「代助は盃に唇を付けながら、これから先はもういう必要がないと感じた。」(中略)「けれども平岡は酔うとしつこくなる男であった。胸毛の奥まで赤くなった胸を突き出して、こういった。」(中略)「代助は平岡が小憎らしくなったので、突然中途で相手を遮った。「働くのもいいが、あらゆる神聖な労力は、みんな麺麭を離れている」平岡は不思議に不愉快な眼をして、代助の顔を窺った。そうして「何故」と聞いた。「何故って、生活のたのめ労力は、労力のための労力ではないもの」「そんな論理学の命題見たようなものは分からないな。もう少し実際の人間に通じるような言葉でいってくれ」「つまり食うための職業は、誠実にゃ出来悪いという意味さ」と有り代助と平岡の意見がどもまで行っても食い違うことが分かります。
 どんよりとした曇り空が広がっています。用心して折り畳み傘を用意して散歩に出掛けました。この時間帯は通勤客や通学生しか見えられませんが、傘を持っている人が半分ほど居ます。散歩の初めで雨が降り始めたので傘を差して散歩を続けます。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。別所沼に着いてみたら散策する人もなく閑散としていました。いつものように長谷川かな女の句碑を味わいました。「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」と有ります。それから埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきました。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。帰路は8時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会います。手に手に色の違った傘を持っていて可愛いですね。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。