いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-06-24

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「あじあ編」で「豆やくだもの、ナタデココがのっている、フィリピンのかき氷風ののデザートの名前?」と有り、さっぱり分かりませんでした。新聞を開いて答えを探したら「ハロハロ」と有り、解説には「現地の言葉タガログ語で「まぜまぜ」「まぜこぜ」といった意味だ。明治時代に日本人がフィリピンで広めたという説もあるんだ。」と有り納得の行く解説でした。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「彼は足の進まない方角へ散歩に出たのを悔いた。もう一遍出直して、平岡の許まで行こうかと思っている所へ、森川町から寺尾が来た。新しい麦藁帽を被って、閑静な薄い羽織を着て、暑い暑いといって赤い顔を拭いた。」(中略)寺尾は懐から汚い仮綴の書物を出した。「これを訳さなけりゃならないんだ」といった。代助は依然として黙っていた。「食うに困らないと思ってそう不精な顔をしなくっても好かろう。もう少し判然としてくれ。こっちは生死の戦だ」といって、寺尾は小型の本を、とんとんと椅子の角で二辺敲いた。」(中略)「相談が済むと、寺尾は例によって、文学談を持ち出した。不思議なことに、そうなると、自己の翻訳とは違って、いつもの通り非常に熱心になった。」(中略)「寺尾の矛盾を可笑しく思った。けれども面倒だから口へは出さなかった。寺尾の御陰で代助はその日とうとう平岡へは行きはぐれてしまった。」と有りました。
 良く晴れた青空が広がっています。気分が良いですね。6時50分に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。別所沼に着いたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が市民が大勢居ました。いつものように長谷川かな女の句碑、「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」を味わってから、埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し、別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきます。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。帰路は8時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会います。自宅に帰って能率手帳改めNOLTYに別所沼3000歩と書いておきました。