いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。

takuzemi2015-06-25

 いつものように地下の貯蔵室にごみを捨ててから、ホールで新聞を取って自室に戻ります。「しつもん! ドラえもん」の質問は「あじあ編」で「シンガポールの国名は、ある動物の町という意味からついたよ。その名前はなにかな?」と有り、私は可愛らしいコアラだと考えたのですが、新聞を開いて答えを探したら「ライオン」と有り獰猛な動物でした。解説には「サンスクリット語のシンハ(ライオン)。プーラ(町)からきている。国のシンボルで名所でもあるマーライオンは頭がライオン、体が魚の像だ。」と有り納得が行ったものでした。それから夏目漱石の『それから』を切り抜いてファイルに投げ込んでおきます。「晩食の時、丸善から小包が届いた。箸を惜いて開けて見ると、よほど前に外国へ注文した二、三の新刊書であった。」(中略)「最後の一冊に至っては、その名前さえ既に忘れていた。いずれその中読む事にしようと考で、一所に纏めたまま、立って、本棚の上に重ねて置いた。」(中略)「そこへ門野が大きな洋燈を持って這入って来た。」(中略)「もう、そろそろ蛍が出る時分ですな」といった。代助は可笑しな顔をして、「まだ出やしまい」と答えた。すると門野は例の如く、「そうでしょうか」と返事をしたが、すぐ真面目な調子で、「蛍てえものは、昔は大分流行たもんだが、近来は余り文士方が騒がないようになりましたな。どういうもんでしょう。」と有り門野の頓珍漢なやり取りが明らかになります。
 今日は梅雨の晴れ間が広がると言うことで、安心して散歩に出掛けられます。6時50分に家を出て散歩に出掛けました。先ずはプチ・パワースポットの沼影観音堂を目指します。六地蔵様を拝んでから本堂の銅鑼を叩いて合掌をしておきました。武蔵浦和の駅まで引き返して別所沼を目指します。駅前の自動販売機で冷たいお茶を買い一口飲んでそのまま散歩を続けます。「花と緑の散歩道」の紫陽花が青い色に染まって美しいですね。別所沼に着いたらランニングやウォーキングを楽しむ市民が市民が大勢居ました。いつものように長谷川かな女の句碑「曼珠沙華あつまり丘をうかせけり」を味わってから、埼玉県原爆死没者慰霊の碑に合掌し別所沼弁財天に賽銭を入れて柏手を打っておきます。風の神エベーカトル・ケッツアルコアトルに挨拶をしておきました。ブランコに乗って空中を浮遊する感覚を楽しみました。帰路は8時近くになり集団登校をする小学生の群れに出会います。駅中の須原屋に寄って「芸術新潮」7月号「とてつもない絵師、河鍋暁斎」を買っておきました。