今日の「文学」はビデオ観賞で「詩のボクシング」を観賞しました。

 11時42分の各駅停車南船橋行きで移動を開始しました。車中では幸い座席を確保できたのでドミニック・ローホーさんの『「限りなく少なく」豊かに生きる』を読みました。その中にこんな言葉が有ります。「人間が望んでいることは、実は知識ではなく確信なのだ」とイギリスの数学者・哲学者であるバートランド・ラッセルは語っています。ところが「確信」とは、状況や年齢が変わったりするだけで揺らぐことがあります。まず自分が確信をもってものごとを見直し、その数を減らしましょう。私たちにとって大事なのは、ものごとに対応する力をつけることです。それが、何か困難にぶつかったとき、失望から私たちを救う最良の方法なのです。」と有りました。南越谷で下車して東武スカイツリーライン12時4分の東武動物公園行きに乗りました。北越谷で下車して大学に向います。大学には12時20分に着き同僚のY先生が授業を終えて帰るところでした。程なくティーチング・アシスタントのS君がやって来て、連れ立って13101大教室に向います。今日は授業評価アンケートを実施しました。今日の「文学」はビデオ観賞で「詩のボクシング」を観賞しました。ねじめ正一さんと谷川俊太郎さんの一騎討ちです。ねじめさんは「高円寺純情商店街谷川俊太郎さんは「ねじめのけじめ」それから「ゆっくりゆきちゃん」などの傑作を放って笑わせてくれました。最後に即興詩を作る合戦が有り谷川さんが勝利しました。ねじめ正一さんの即興詩は「テレビ」言う題で「あるところにテレちゃんとビーちゃんがいました。いつも仲良くテレちゃんとビーちゃんは遊んでいました。いつもえばっているあいうえおが来ました。テレちゃんとビーちゃんはあいうえお矯正所に入りました。谷川俊太郎さんの即興詩はラジオという題で「書かれた言葉は消せる、消しゴムで、デリートキーで、一旦大気に放射されてしまうと消せない、だからこうやって語っている言葉を消したい」と言うもので最終的には谷川俊太郎さんが勝利しました。「詩集とは楽譜のようなもの」と言う谷川俊太郎の言葉も良かったですね。 演奏されなければ詩集は意味をなさないという言葉だと理解しておきました。(写真はラウラ・デュフィの「海辺の光景」です。)