5限の3年生のゼミでは先ずO君の「ジャンヌ・ダルク」に付いての発表が有りました。

 ランボー読書会の相棒Fさんが所用が有るらしく今日の会は中止になっています。手持ち無沙汰なので美術館を訪問することにしました。先ずはうらわ美術館で「ブラティスラヴァ世界絵本原画展」を観賞しました。リピーター割引の480円を支払って会場に入るときくちさきの「しろねことくろねこ」が有りパネルに寄ると「この作品は黒猫の美しい絵本が描きたいという単純な思いつきがきっかけとなって生れました。近所に住んでいたのら猫の黒猫がモデルです。黒く美しくいつも独りでいる姿がとても印象的でした。その黒猫からどんどんイメージが膨らみ物語が生れました。レナード・ハビンの「もうおねむり、ちいさなラクダ」は濃いブルーの作品で二頭のラクダが旅を進めている光景を描いています。犀や家々など関係ないものも描かれていて楽しかったですね。降矢ななの「ひめねずみとガラスのストーブ」はひめねずみがガラスのストーブを買った。森の奥で温まっていいるとひめねずみがやって来た。ストーブで温かいスープを作り二人は友達になった。それから埼玉県立近代美術館ヲ訪問して「キネティック・アトー展 動く、光る、目がまわる!」を観賞しました。ウィクル・ヴァザレリの「多色3ケルビン」が有り赤や青、紫の断片が灰色の下地に付けられていて様々な形をしています。半券で「MOMASコレクション」も観賞できるので見てみました。オーギュスト・ルノワールの「三人の浴女」佐伯祐三の「門と広告」ジュルジュ・ルオーの「横向きのピエロ」などを楽しんで埼玉県立近代美術館を後にしました。
 5限の3年生のゼミでは先ずO君の「ジャンヌ・ダルク」に付いての発表が有りました。「彼女が「聖女」や「英雄」と呼ばれるようになる人生は13歳を境に始まった。彼女は「神の声」を聞いたのだ、その声はジャンヌがフランスを救うというお告げだった。彼女は何度もその声を聞き、本当に神の声なのか考えた末、17歳の時フランスを救うために一人で旅立つ。」と有りました。それから外山滋比古氏の『思考の整理学』を輪読しました。今日は「セレンディピティ」を読みました。科学者の間では、こういう行きがけの駄賃ののうよにして生れる発見、発明のことを、セレンディピティと呼んでいる。「情報の「メタ化」も輪読しました。「抽象のハシゴをおりろ」と命じたのは、一般意味論である。「スクラップ」も輪読しました。スクラップも時がたつとまったく不用のものが出てくる。なんでもすべてとって置くのがいいのではない。」と学んでから、学生諸君の近況を尋ねたら「今週はバイトと課題で忙しかった。」「来週がテストとレポートの山場なのでなんとか乗り切って楽しい夏休みにしたいです。」「テストやレポートが終わってきて安心してきたもうすぐ夏休み。」「だんだんとテストやレポートが終わってきて夏休みが近付いてきています。」「今日で最後の授業でした。これからテスト週間で大変ですが頑張ります。ありがとうございました。」と有りました。