モローの「サロメ」とワイルドの『サロメ』、較べてみてください。

午後の3限と4限はフランス語の授業です。3限はテクストを順調に読み進め、残り時間でギュスターヴ・モロー美術館のビデオを見ました。私はこの美術館には行ったことがなく、大学時代の友人I君の訪問の話を羨ましく聞いたことがあります。素晴らしい美術館だと友人は断言しました。ところで、モローの「サロメ」を見ていて、オスカー・ワイルドの同名の戯曲『サロメ』(岩波文庫)を思い出しました。これも若いころ好きだった作品で、ビアズレーの挿絵にも魅せられた記憶があります。