フランス語1ではドガのパステル画も見ました。

takuzemi2008-06-12

先週は松本への「出前授業」の出張で木曜日は授業を休講にしてしまいました。今日は2週間ぶりのフランス語1の授業です。相棒のO先生からメールで進度の連絡が届いています。対話の部分の復習から入って、定冠詞の働きに付いても説明を加えました。「総称」やら「限定」やら「唯一物」やらの概念にも解説を加えました。
第1群規則動詞の活用が出てきて、動詞も色々と増えてきました。練習問題は設問の疑問文に対して、肯定または否定の答えの文を作るというものです。chanter歌う、habiter住む、travailler働く、・・・などの動詞が出てきます。余り速く進むわけにも行きません。ゆっくりと進みましょう。
最後はオルセー美術館のビデオを10分ほど見てみました。ドガパステル画を紹介するものです。ドガが描いた踊り子たちの絵に描き込まれた現実世界のシビアさに驚かされます。踊り子を売買の対象として品定めする黒服のパトロンの姿までも描き込まれているのですね。漱石の『三四郎』の中に轢死する女のエピソードが書き込まれているのを連想してしまいました。