「さいたま市立中央図書館」に移動しました。

午後も自宅の居間で『漱石の思い出』を読みました。『坑夫』の材料を提供してくれた青年の話しや『吾輩は猫である』のモデルとなった「福猫」の話しなど読んでいて面白くて飽きさせません。それでも3時半には少々疲れてきたので場所を変えて気分転換を図ることにしました。電車を乗り継いで浦和に出て「さいたま市立中央図書館」に移動しました。運の良いことに個人のボックスになった「書斎席」が確保できましたので、少々遅れ気味のブログの種の下書きを書いたり、図書館の本を選んで読んだりしました。久し振りに読んだスペインの詩集が懐かしく感じられました。マチャードの「寂寞」、ヒメーネスの「石と空」、ロルカの「ジプシー歌集」が収録されている平凡社の『世界名詩集26』です。スペイン語に凝っていた30代の自分を思い出しました。