若い頃に大好きだったル・クレジオのことを思い出しました。

 午前中はかなりテンションを上げて頑張ることができました。昼前には休み時間を作って、駅前の須原屋さんとスーパーを覗いて帰宅しました。このところ油断していたら空腹時の血糖値が少々上昇しています。昼食もほぼ糖質制限食で行ってみました。出来合いのハンバーグ弁当を買ってきたのですが、ご飯とスパゲッティーとポテトサラダは家人に食べてもらうことにしました。代わりに豆腐を追加して主食代わりに食べることにしました。(豆腐には削り節をかけています。)
 午後はGTDの「週次レビュー」に当てました。1時間ほど親指シフトのノートパソコンに向かって、頭の中の気に掛かっていることを書き出す作業と取り組みました。エディターを使っての箇条書きを続けました。続きのアイデアが次第に出て来なくなりました。仕方がないので気分転換を兼ねて、マンションの2階のSoft BankまでiPad2の予約に出掛けました。入荷の時期については店員さんから何の情報も得られませんでした。
 午後はモチベーションが下がってしまいました。茫洋として過ごすことにしました。クラウド・コンピューティングについての本が何冊もあります。そんな本をぱらぱらと再読して時間を過ごしました。iPhoneのアプリも面白そうなものを探してダウンロードしました。フランスのテレビ局TF1のpodcastの更新も滞っています。こちらも更新しておきました。
 若い頃に大好きだったル・クレジオのことを思い出しました。『調書』、『発熱』、『物質的恍惚』、『大洪水』・・・いずれも夢中になって読んだものです。(訳書のないものは原書で懸命に読みました。)これらは、どれも「自分探し」の物語だったのでしょうか。ところが、ある時期からル・クレジオは「ルーツ探し」の物語りへとシフトしていきます。そこでは初期作品に見られた小説技法の探求は見られなくなるのですね。ル・クレジオを断念してアラゴンに惹かれていったのは、その頃かも知れません。(昨日の写真は大学のキャンパスで撮ったもの、今日の写真は自宅の近くで撮ったものなのです。ところが二日間、似通ってしまいました。)