漱石の『明暗』に付いてのハンドアウトを見直しました。

takuzemi2012-07-14

 午前中は文学の最終回に予定している漱石の『明暗』に付いてのハンドアウトを見直しました。熊倉千之先生の『漱石のたくらみ』(筑摩書房)の内容を紹介するものです。A4で6ページもあって少々長過ぎるのです。何とか4ページに収めて作業を終わりました。『明暗』のストーリーを紹介するためのパワーポイントのスライドも作ってあります。
 文学や演劇論などの講義ものでは自分自身の口から予期せぬ思いがけない言葉が突然出てくることもあります。時にはそれが新しい発見や認識に繋がることがあると考えると胸が高まります。
 午前中は駅前の銀行まで出掛けて研究費を少々引き出して来ました。ある本屋さんで本を買ったので郵便局まで送金に行かなければなりません。浦和の中央郵便局までは数分の距離なのですが、外に出てみると大変な暑さで目的地に着くまでにたっぷり汗をかいてしまいました。駅前の須原屋書店に寄って本を一冊買って帰宅しました。
 買ってきた本はトム・ディースブロック著・三谷武司訳『人はなぜ「死んだ馬」に乗り続けるのか?』(アスキー・メディアワークス)です。著者は転職のコーチングの専門家だということです。「死んだ馬」になってしまった自分の仕事を変えていくための方法論が分かりやすい言葉で語られています。まだ冒頭の100ページほどを読んだばかりですが実に面白い本です。