フェルナンド・ペソアの『不穏の書、断章』(平凡社)が目に止まりました。

 2限の時間帯は相棒のFさんと研究室で「ランボー読書会」を楽しみました。今日もランボー研究者ピエール・ブリュネルのテクストを拡大コピーして、一行ずつ音読してから訳して行きました。すでに『地獄の季節』の最終章の「別れ」に差し掛かっていて、もう少しでブリュネルのテクストも読了しそうな勢いです。今年も良く勉強したものだなあという感慨が身体の中から沸き上がってきました。
 読書会の相棒のFさんが中公新書に何冊もの本を書いている岡田温司さんの著書が大変読みやすくて面白いと聞きました。北越谷の駅前の書店まで出掛けて探してみたのですが一冊も有りませんでした。次に新越谷のVARIEの3階の旭屋書店に立ち寄ったのですが、この本屋さんにも岡田さんの本は一冊も置いていません。最後に越谷駅に立ち寄ったのですが、新刊を置いている本屋さんそのものが無くなっていて、有ったのはBOOK−OFFのみでした。残念ながらここでも探していた本は全く見当たりませんでした。
 文教大学図書館まで移動しました。地下の読書室を散策していたらフェルナンド・ペソアの『不穏の書、断章』(平凡社)が目に止まりました。しかも、一時期文教大学でも教鞭を取っていた澤田直さんが訳者です。私の大好きなドミニック・ローホーさんの著作にも何度も引用されている本なので、さっそく借りておきました。窓口打破翰林書房の『吾輩は猫である』の特集が時間切れとのことでした。4冊借りているどの本も冬休み中に期限切れが来ると分かったので4冊とも返却しておきました。